◼️写真集から学ぶ
・写真をはじめた頃は何をどう撮ろうか、楽しくて夢中になってシャッターを切っていました。少しづつ思うように撮れるようになると月刊誌のコンテストに応募したり、所属クラブの写真展に出展するようになり、最初は一枚写真の表現でしたが複数枚で組むことに興味を覚え、さらに楽しさが広がったように感じました。
・いつ頃からだろう、個展の開催や写真集を編むことに興味をもった頃から、写真展や写真集をたくさん見るようになりました。写真をひと纏まりの群で構成して表現するため、その表現・編集の呼吸を学びたかったからです。写真集は、高い・大きい・重い、の三重苦。多くは買えないので図書館がありがたい存在です。とくに、鬼海弘雄「ぺるそな」シリーズ、藤原新也「メメント・モリ」ほか、須田一政「紅い花」「日常の断片」ほか、ロバート・フランク「THE AMERICANS」。
・素晴らしい作家から多くのことを学んでいます。撮ること、観て感じること、そして表現することを続けていきたいと思っています。
