◼️野鳥撮影講習会に行きました

写真を始めて6年目。季節ごとの花々、夕景の海岸など自然風景や都市風景を主に撮影しています。まだまだ美しい景色に撮らされていて、何を表現したいか感性と向き合って撮るようにしたいと反省ばかりです。

 野鳥撮影には以前から興味があり、OMデジタルソリューションズ(株)主催のプロ写真家による野鳥撮影講習会(Japan Bird Festival会場 我孫子・手賀沼親水広場)に参加した。

 貸出機材はカメラOM System OM-1, レンズM-ZUIKO ED 100-400mm F5.0-6.3 IS。

 鳥のさえずりは聞こえても見つけるまでが大変で、動きも早くてとらえられない。それでもシジュウカラ、すずめ等撮り進んでいくと、シラサギが首をもたげている。講師によると人の気配で警戒しているとの事。皆で後退りするとまた餌をついばみ始めた。撮らせてもらっている気持ちで接すること、これは何に対しても言えると思う。

 カメラにはプリキャプチャー機能があり、シャッター本押しの前にさかのぼってデータを取り込める。「絶好のシャッターチャンスを逃しませんでしたね。見事な腕前です。」との講評が白ける感じがする機能。それを試したくて池杭の鵜をねらって構えていたら、講師が「あの鵜は1時間近く動かないかも知れませんよ」。思わず「うっ」となった。

 野鳥撮影は鳴き声で種類を見極めその習性から行動を予測して準備し、そして待つ。思った以上に難易度は高く、しばらくは池に浮かぶマガモで経験を積もうと思った。
伊藤信幸

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